web florva不定期日記

見えないものは見えない。見えているものも見えない。

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花の雨

願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ　西行

しかしながら、こんな満開の時節になぜ死なねばならなかったのか。
彼は桜の満開を見て死んだのだろうか。
雨は止みそうもない。

咲き初める花ひとつひとつに笑顔ある
逝きし人の笑顔に匂う花の雨

今日は陰暦２月１４日。明日、望月。

父と

ここ三週間ほど、父の酒量が増えているような気がする。それとも弱くなったのか。
しかしながら、ふたりで話をするほど、自分が父と同じことをしていることに気づかされる。ふたりの話題の行き先はいつもそこになる。
独り身の淋しさは酔わねば耐えきれぬものだとは思うが、ろれつが回らぬまでの飲み方は、心配がつのる。

これまでＨＰで行ってきた不定期日記をブログに変更する。
母の死後、父の家で夕食をともにするようになり、自室のＰＣを立ち上げる(時間的体力的)余裕がなくなったのが、主な理由。
まあ数年から十数年はしばらくこのような生活が続くであろう。

どこのブログがよいかと試行錯誤しているうちに、
先ほど友人の死を知らせるメイルが届いた。
一緒にライブをしたのは１回。一緒に飲んだのは１、２回。
最後に会ったのが先月２４日のWhistle Stopのライブの時。
人なつこい笑顔が、印象的なボンゴの音と一緒に、目の前から離れそうにない。
冥福を祈る