見えないものは見えない。見えているものも見えない。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
レンゲという言葉が、ある。
命令形ではないのだが、あるという言葉は存在を意味する。
考えてみても、意味することは指すということであり、
メカニカルな形で、私たちに何かを命令しているように思える。
逃げることと忍耐することとは、同じことを命令しているように。
冷静ではなかった今日の一日をふり返ってみる。
眼鏡を買ってから三年半で初めて洗浄したのが、三日前。
硬くなっていく背中をほぐそうと、低周波治療器を再開したのが昨日。
面倒なことが山積みだと思っているのだが、気分は三十分おきに変わる。
ニュースを読み上げる声が水の奥から聞こえてくる。
冷蔵庫の中のにおいのような気がした、定食屋のにおい。
瞑想の中ではない、昨日の懐かしい記憶のくり返しの中が、
確実な今日になることを、くり返しの中では気づきもしなかった。
目が語ることは何もなかった、目が語りかけることは何もなかった。
逃げようとする自分の目を私は信じることはできない。
連続しない大気の湿度が、ようやく高まってきたようだ。
目立たなかった季節の変化が、しだいに「例年」に近づいているようだ。
寒暖計によらない、ヒフにまとわりつく湿度が、
めんどうな季節になっていくのを、たえられそうにない年齢になっていく。
似かよった人たちが、向こう側の舗道を歩いて通り過ぎたのに気がつかない。
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
ブログ内検索
P R
カウンター