宵祭り

宵祭り風に御幣の仄白き

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• 2024/09/29 Sun.

また秋の

また秋の虫も鳴くらむ暑熱かな

窓を開けていると、ツクツクボウシの鳴く声が聞こえてきた。
昼夕の気温差のためだろうか、鳴いてもどうにもなるまいと。

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• 2024/07/22 Mon.

香せぬ薔薇

香せぬ薔薇三日月に照らされて

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• 2024/05/14 Tue.

夜の雨漏れて

夜の雨漏れて軒打つ沈丁花

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• 2024/03/11 Mon.

臘梅の

臘梅の散りても寒し弥生雨

• 今日の一句
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• 2024/03/09 Sat.

蝋梅も

蝋梅も花のうちなる寒さかな

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• 2024/02/08 Thu.

おとうとの

おとうとの骨を拾うて松あけぬ

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ふるさとへ廻る六部は気の弱り　古川柳
身にしむや亡妻の櫛を閨に踏む　与謝蕪村

蕪村の句、｢亡妻｣はフィクションらしいが、
今年の正月は、なんだか心が弱ってしかたがない。
三日、墓参りしたが、海蘭がひとつ咲いていた。

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• 2024/01/04 Thu.

父の名に

父の名に 蜘蛛の巣枯れし 盆参り
父の名に 蜘蛛の巣枯れおり 盆詣り
家族（みな）の名に 蜘蛛の巣吹かれて 盆参り
倶会一処 蜘蛛の空き巣に 盆参り

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• 2023/08/14 Mon.

海蘭も

父の命日に先立ちて詣でけるに

海蘭も隠れて咲けり夏至の墓
海蘭は毟り残して夏の墓

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• 2023/06/25 Sun.

小さからむ

彼岸
小さからむ 墓にもミモザを 供えけり

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• 2023/03/20 Mon.