地面に近き

梅雨もよい　地面に近き　ころなれや

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• 2019/04/24 Wed.

雨伝ふ

春夜降雨

雨伝ふ垣根の元に眠る親

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• 2019/04/08 Mon.

これはまた

これはまた　煙草吸うなる　春の雨

プレバトの影響はどうか

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• 2019/03/07 Thu.

コーヒーの香り親しき

コーヒーの香り親しき梅雨曇り

岩波文庫「蕪村俳句集」昭和38年10月10日第23版を、四日前から開いたままにしている。

曇ってもいない、雨が降り続いている。

発句集は無くてもありなむ。

発句集を読む楽しみは、次句を連想する楽しみだと、ようやく、なんとなく分かってきた。

蕪村を手本にとりながら、子規が切り捨てたものの大切さ、切り捨てることの大切さ、がようやく、何となく分かってきた気がする。

発句と俳句は、斯くも異なるものか、と。

蚊の声す忍冬の花の散るたびに　　　蕪村

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• 2018/07/05 Thu.

春の暮～桃の香や

春の暮鉄塔初めて眺める心地して

桃の香やあそこのマンションの扉はみな赤し

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• 2018/04/03 Tue.

２Gにも

２Gにも満たざる日々や退職す

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• 2018/03/27 Tue.

凩を

凩を凍らすままに草枯れぬ

木枯らしが凍ったままに草枯れぬ

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• 2018/02/22 Thu.

我はまた

我はまた春の雨なる桜かな

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• 2017/04/06 Thu.

骨壺の／花植えし

骨壺の形にきしむ夏の闇

花植えし土の匂いや小望月

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• 2017/03/15 Wed.

嬰女児（おさなご）の

嬰女児（おさなご）の戒名なくて曇梅雨

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• 2016/06/25 Sat.