時間をみつめて / 吉田美奈子
1990(gazer)
今日は雛祭り。春の雪が降りしきっている。
気分がブルーなのは、昨夜ブルーマンディーを飲んだせいか?
「時々さみしそうな目をする猫を抱き一人でつぶやく言葉に
かがやく次の季節にさえ楽しげな思いもなく
ただ静かに夜明けの深さと今を見つめているだけ
悲しみとは違うけど切なさが心を埋めた
何もかもこのままにして生きていく愛があるとしたら…
時間(とき)をみつめて
何もかもそのままにして消えていく愛があるとしたら…」
「時々さみしそうな目をする猫」にぐっときてしまった。
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