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web florva不定期日記

見えないものは見えない。見えているものも見えない。

卒業制作

STYLE116
Ⅰ-bⅡ-bⅢ-bⅡ。
~~~C-Db-Eb-Db~~~。

歌詞はEmily Dickinson、1789番。
The saddest noise, the sweetest noise, 
The maddest noise that grows, 
The birds, they make it in the spring,
At night's delicious close,

Between the March and April line 
That magical frontier 
Beyond which summer hesitates, 
Almost too heavenly near.

It makes us think of all the dead 
That sauntered with us here, 
By separation's sorcery 
Made cruelly more dear.

It makes us think of what we had, 
And what we now deplore.
We almost wish those siren throats 
Would go and sing no more.

An ear can break a human heart 
As quickly as a spear. 
We wish the ear had not a heart
So dangerously near. 

1685番。
Of Glory not a Beam is left 
But her Eternal House - 
The Asterisk is for the Dead, 
The Living, for the Stars - 

1685番は、1886年、最後の年の最後の詩。
1789番は、制作年未詳の最後の詩。

2年にわたった、「コード進行 スタイル・ブック」に基づく作曲の練習の、最後の課題なので、
詩も、Emily Dickinson詩集の、最後の詩にした。
作りにくかった。

コード進行も、いわゆるスパニッシュ・コードで、クセが強い。
前半は、そのクセを出さないように。
後半は、イメージ的にはケルティックを意識して作ったが、実質的にはスパニッシュになった。

予定通り6月の初めに取りかかり、丸2年で終了するはずだった。

これが最後と思うと、リキんだ。
自分らしさ、オリジナリティ、めっちゃくちゃ意識した。

前半のコード進行は、スタイルブックにあるものでなく、手弾きでハーモニーを探って作った。
したがって、コードネームは考えてない。

歌詞もメロディーにのせにくかった。
が、それは言い訳。

3ヶ月の予定だったが、3ヶ月半かかった。
締め切りが過ぎた。
出来上がりも、どうだろう。
卒業できずに、放校処分がいいところだろう。

これで、自分勝手に作ってよくなった。
2年間の勉強は、何だったんだろう。

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