見えないものは見えない。見えているものも見えない。
At Seventeen / Janis Ian
Between The Lines(1974)
29日の忘年会の時間をのぞいて、今日の午過ぎまで4日間パジャマで過ごした。
昨夜ふと思いついて、風邪薬を飲んだのが良かったのだろうか、今朝はさほどの目まい感もなかった。
とはいえ、昨夜は寝付かれずに(朝昼とずっと寝ていたのだから、当たり前)午前2時過ぎまで本を読んで、それでも寝付けなかった。
なんだか久しぶりにジーンズとセーターを着た。
「17歳の頃」。
こんな歌に出会えて、よかった。
同じ痛みを持っている人が、ここにもいる。
あれこれ複雑なことや、哲学的なことを考えなくてもいい。
複雑なことや哲学的なことを言う人が、複雑だったり哲学的だっりするわけではない。
魚の目の色をお客さんに説明したり、何も言わずにちらっと目を向ける人が、そうなのかもしれなかったり。
友達がいて、その友達との関係で傷つく人がいる。
でも、そんな友達もいなかったりする人の方が、自分にはなじめるのだと、
ようやく気づいた。
私は多くの人を傷つけてきた。人を傷つけるくらいなら、自分が傷ついたまま泣いていた方が、よい、と思う。
今日は、さみしかったり、嬉しかったり、楽しかったり、腹立たしかったり。
何の原因も理由もないのだが、いろいろな感情が、同時に存在している。
こんなときに、ぴったりの音楽は何か。
ブレーズがこれを作曲したのは、大戦後の廃墟と虚脱感、無力感を表現するに適した手法であったからだろう。
フランスは、戦勝国ながら、敗北と破壊を経験し、勝利もまた敗北感をもたらした。
すべての感情が、静かに存在している。
さみしさ、悲しさ、喜び、憤り、すべてが破壊衝動とその結果の上で、期待とあきらめをもってぎごちなく踊っている。
Structures pour deux pianos / Pierre Boulez / Alfons und Aloys Kontarasky;Klavier
(1952/1961)
Come Get It / Miles Davis
1983 (Star People)
「復帰」後のマイルスには賛否両論あるけど、
好き。
マイルスは、マイルスというジャンルを演奏する。
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